4月28日、とても晴れやかで過ごしやすい気候の日に、奈良への校外学習を実施しました。普段は大阪市内に住み、学校もアルバイト先も都会の中で生活している学生にとって、700年代に栄えた奈良時代から長く続く歴史ある古都の風景を楽しむ、初めての遠出となりました。当日は、混雑を避けるために乗車時間を分け、学生は2つのグループに分かれて出発しました。学校から近鉄今里駅まで歩き、今里駅から一駅乗車、布施駅で奈良行快速電車に乗り換えて、奈良へ向かいました。
車窓から見える風景が少しずつ移り変わり、都会のビル街から緑の木々に包まれた生駒山に近づき、トンネルを抜けて奈良に入ると、新緑が美しい平城京跡歴史公園が目に入ります。同時に、学生たちの表情も生き生きとし始め、明るく輝いて見えました。
近鉄奈良駅から徒歩で行ける、「奈良公園」の広大な敷地内には、東大寺、春日大社、興福寺などの世界文化遺産をはじめ、奈良国立博物館、若草山など、沢山の見どころがあります。それらの観光施設以上に、訪れる人々に人気なのは、奈良公園に住みついている鹿とのふれあい。鹿は神様の遣いとして愛されており、奈良公園の観光には欠かせない大切な生き物です。JACの学生たちも、興味深くふれあい、鹿せんべいをやり、一緒に写真を撮り、かわいい鹿たちとの時間を楽しんでいました。
奈良公園では、まず、国立博物館の周辺に集合し、クラスごとにグループ写真を撮影した後は、有名な東大寺に向かいました。平日でも、多くの外国人ツーリストや日本の小学校や中学校の生徒たちでいっぱいの道を歩いて境内まで向かい、先生方と順番に東大寺の境内に入場。そのあとは、仏教寺院参拝のマナーに沿って、それぞれの思いを胸に、大仏殿の大仏に手を合わせました。1200年以上前、当時の桓武天皇が国家の安定を願って建立した大仏に自国の平和を祈る学生たちの姿が印象的でした。
学生たちはそれぞれに奈良公園を楽しんだ後、15:00に再び奈良国立博物館前に集合し、全員の点呼を取り安全を確認した後、現地解散となりました。今回の校外学習を通じて、学生同士、また先生や教員の方々との交流が深まり、連帯感も強まったことは間違いありません。このように、学校から離れ、みんなで一緒に歴史的な観光地を訪れることで、奈良の歴史と文化に触れ、普段の教室では学べない貴重な経験をしました。この経験が、これからの日本語学習を進めていくためのエネルギーとなり、励みになることを願っています。








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