10月7日に、大阪市立東成区民センター小ホールで、入学式を実施しましました。
この時期は毎年、受入数の多いネパールからの留学生の母国では、一年で一番重要な伝統的な祭り「ダサイン祭り」の時期と重なり、飛行便や行政の手続きが遅れるなどの理由で、来日時期が遅れる生徒が出ていました。が、今年はほぼ全員が入学式の前に来日し、ネパール人学生は全員そろって入学式に参加できたことは喜ばしい出来事でした。
今年の入学生代表は、いち早く来日して生活の準備を始めた意欲的なミャンマーのヤミンさん。「日本の生活にも日本語にも早く慣れて学生生活を充実させていきましょう」という前向きなメッセージが印象的でした。
続いて、在校生代表スリランカのサナリさんからは、新しく入ってきた学生に、「日本語の勉強を頑張ってぜひ自分の夢を実現してください」という先輩としての熱い思いを伝えてくれました。
校長先生からの祝辞では、「前向きな言葉を大切にして、なりたい自分を目指してください」という励ましのメッセージを受けて、これから始まる日本語学校での学生生活に向けて、新入生も先生方も皆で一緒に頑張っていこうという機運が高まりました。